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散談銃

稽古についての希望

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*一回の稽古

一回の稽古は短編小説を読むように、そのつど新しい発見があり、新鮮な感動を覚えるような構成が設定され、なおかつ、時間と労力を消費するに足る、楽しさや快さが伴っているのがよい。

定められた「型」に埋め込まれた思想をうけ取るのが稽古だが、その「型」の上っ面だけをなぞって事足りてはいけないと、口をすっぱくして言っているが「型」についての「思考の跡」が反映しないようでは、定型文をつなぎ合わせたメールみたいなもので、味も素っ気も無い。
自分にとって「最適な稽古」を積み重ねることで、いきあたりばったりをやったのとは、歴然と違う結果が出るだろう


*決まっている業

楷書で行う稽古も年月を経て、運筆(運剣)も滑らかになり、行書、草書と変わってゆく。
自分ひとりに向かう稽古では、おきての範疇に入れば思考(工夫)を加味して行ってもかまわない
そういう腕前になれば指導においても楷書も使えるだろう。

むしろ、楷書しか使えない書道家というものはありえないように、武道においても真行草は当然であろうし、見事な草書居合を拝見したりすると、やはりこの道が楽しく思える。

無難な居合などというものは、上の意味で私の趣味外である。
感動のないゲイジュツなど一時流行しても時間が経てばその価値は消滅する。
求心力、波及力の備わったものこそ面白いのではないか。


*文体というものがある

文体、小説家にはそれぞれ文体という独自のものがある。
かれらはそれで成り立っている、音楽にもまた似たようなことがある。
ジョン・コルトレーンは吹くたびに、新しい音楽を吹いていたというのは夙に有名だ。
それと同じで、そのひとに「こく」があれば人間の行うことに二度と同じことはおきない。

型(音楽で言えば楽譜)はあっても、アドリブを加え、強弱、緩急、休符など種々の変化に富むのがオモシロイ。
そういった深い興味を喚起するのではなく、許容性にとぼしい居合などは、PC内で組み立てられた電気信号の様なもので、まあそれもオンガクかもしれないが、無味乾燥でしょうね。

ネット配信、CD, LP、生演奏という風に息遣いまで伝わるほうが好きだ。
もっとも、グレン・グールドのあのタッチが伝わるCDを持っているから一概には言えないだろうが、生が良いだろうネ。

居合は生を楽しめる贅沢な種目である。


*つまらない居合

つまらない小説は、話がつまらない。出てくる人間がつまらないから、すぐ飽きてしまう。
つまらない居合は、同じように業に内容が無い、こくが無い。
内容が無いからいくら稽古しても「名人」は出てこない。
某連盟の八段審査に金を積んだのよこせだのという件は、身体操作ばかりに目をむけ、武道修行のかもし出す品格を忘却した挙句の所業として格好の反省材料となった。

前にも書いたが、携帯の登録文や定型文を張り合わせたような型を習っても、血がかよい、活き活きとした、本来あるべき武道の姿は習得できないだろう。現代居合の流派などに入門したら、暇つぶしには良いかもしれないが、すぐ底がみえて「いやになっちゃう」だろう。又この連中は週に1回くらいの稽古で「足がぴんと張っているとうまくいく」とか幼稚この上ない各論にとどまり、それをブログに書いても恥じていないから始末が悪い(笑)

 
*古流のおもしろさ

古流の稽古はある程度の分量をもっていて、月に千円札数枚の会費を払っても、ずしりと重くて、長い時間をかけて楽しめる内容を期待できるからうれしい。

ワインで言えば香りも芳醇で熟成が進んで、ボディーもしっかりしているという感じ。
これから時間をかけて楽しみながら味わいたいと誰しも期待するだろう。
そのためには、週1回では物足りない、毎日でもやりたい位にならないと頼りない。

基道館では 日・火・木・金・土 と泉州はおろか阪神間まで稽古場所を拡大して週に7回稽古を行っている、どの稽古に参加しても@2000円の会費だからお得この上ない(笑) 註 月影会と萬重関は金曜日に  浮雲會と瑞月會は土曜日に別々に開催している
熱心な人は30kmくらいの距離は問題にしないで参加してくる

上等の人間と知り合い、上等の話を聞くような面白さが、肝心の中身であろう。

その中身が人工調味料で下品に味付けされたジャンクフード並みのジャンク居合もあるから気をつけることだ。
この連中は、寝てもさめても色つきメガネで居合を見ているから、金銭、名誉、権力という本来関係ないカテゴリーに純真な人を引き込んでしまう。

その単調さと、暗さは・・・・・・

勝ちすぎない心得のある日本武道だからこそ興味があり続けてきた・
八段がそんなに欲しい気持ちは理解できない。
色眼鏡の居合者は余計なことに目を奪われたのだろう。

今夜の稽古で、月影会のK2段が面白いことを言っていた。
K「千本斬りの町井さんが、TVで「剣道連盟の居合は、居合といってますが、刀(模擬刀)を使った<健康体操です>」と言ったそうだ
あははは、町井くんうまいことを言う!そのとおり!

外道居合だね

schlechtes Gold (悪貨)



現代居合とは近頃発明された居合をさす、たとえば夢想○伝流 、無○流、それらには身体性能を誇ることにしか存在価値は無い。それ以外はごみである。

NMS_0599.jpg

ハードルは上を越えるのが規則である。
こういう、手合いにかかわりあうのは得策ではない
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