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武術のヒント

独行者必携 「碧厳録」

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私の仕事は「外回り」で、一人で行く。一日に10時間ほど歩くこともある。
炎天下での荷物を持った歩行はかなりきつい、先ごろの猛暑には「生きて帰れるかしら」と心の片隅に浮かんだりした。


ダーリンは出かけるとき「行ってもんてね」と必ず声をかける(「いってもんてね」とは松山弁丸出しだが皆さんお分かりだろう)
無事に帰ってきてねという気持ちが伝わってうれしい見送りである

今日も10時間の仕事だったので、移動の電車で読む本を物色し、そうだ、碧厳録をさらに読み込んでみようとリュックに入れた。

この著作は鉄舟会機関紙「鉄舟」に昭和45年4月号から49年10月号まで連載された「碧厳録私見」に本則の原文が付加されている。
P8160204.jpg


まあ、面白いし、見方とり方で180度変わる「おそろしい」物でもある。

今夜はその中で、身につまされた記述を引用しよう。


以下は私の解釈であって、間違っているかもしれないので鵜呑みにしないように・・・・・・・

師がしたからといってまねをする、各自独特のものが無く、紋きり型の物まねになったら生機を失い「陸沈」する
物まねを得々としてやっているようでは「禅」(武道に置き換えてもOK)は威力を失い、「本来の面目」はどこかに行ってしまう


古くから、「子を養うて父に及ばずんば家門一世に衰う、師にすぎてまさに伝授するに堪えたり。」
  父を、師を超える力量、手腕が無いものに何を教えても無駄である、父を、師を超えるその気概をもって教えを乞うものこそ出藍の誉れを得る、教えるほうもやりがいがあるというものだ。そうでなければ一門の影は薄くなる


世に良馬の鞭影を見て行くが如し

よい馬というのは鞭の影をちらりと見ただけで、乗り手の心を察し走るものだ

(これは実体験で知っていた、乗馬をしていたとき鞭を持ち替えるだけで、後ろが見えるお馬さんはよく走った。指導員が鞭は入れないでくださいねときつく言っていたものだ、あまり走らないときには鞭をそっとお尻にくっつける、拍車などは使えない乗り手、4級程度の初心者だった)

およそ修行者の機根には4種あるという

①鞭の影を見ただけで走るもの
②鞭が尻に触れるとすぐ走るもの
③鞭打たれてからびっくりしてはじめて走り出すもの
④拍車が体を刺してからやっと走り出すもの

居合者でも口をすっぱくして言っても、やっとそんなものかなあ~などという者もいる


そんなことで今夜はおしまい。
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